ステロイド

プロポリスとマヌカハニーそれぞれの効果

プロポリス、マヌカハニー、ローヤルゼリー、この3つの成分の共通点といえば、同じハチから採取できるということ。
健康や美容に効果があるとしてどれも注目されていますが、効果や特徴は異なります。
どう違うのか?言葉にして説明することができない方は多いので、具体的かつわかりやすく違いを見てみましょう。

まず、プロポリスとはミツバチが採集した植物の物質を、粘着性が強い分泌液と混ぜ合わせてできた物質のことです。
ハチの巣が作られる時に用いられ、ヤニと似たような性質を持っています。
ハチは、巣を守るため、そしてハチの巣を抗菌し強い巣をつくるためにこの物質を活用しています。
殺菌作用があることをミツバチが知っているのか、私達人間にはわかりませんが、セイヨウミツバチだけはこのプロポリスを採集します。

ローヤルゼリーはどのミツバチからでも収集できますが、プロポリスはセイヨウミツバチのハチの巣からしか収集することができない貴重な物質です。
対照的にマヌカハニーはどちらかといえばハチミツに近い物質で、プロポリスと同じ抗菌作用があります。
どちらも同じ効果があると思われがちですが、実は含まれている成分からまったく違います。

プロポリスにはフラボノイドが豊富に含まれており、他にも抗菌作用を持つ成分が豊富に含まれています。
アミノ酸やビタミンEなども豊富で、美容や健康にも良い物質です。
マヌカハニーには、メチルグリオキサールという成分が多く含まれており、この成分が抗炎症作用の効果を発揮します。
効果の違いといえば、プロポリスは抗酸化作用や抗菌作用があり、マヌカハニーには抗菌化合物が含まれているという点が異なります。
胃腸改善に良いのはマヌカハニーで、抗がん作用や生活習慣病を改善する効果はありません。

同じミツバチから採取できる物質でも、これだけ人に与える効果は違います。
また、希少なセイヨウミツバチからしか採集ができない成分はとても貴重です。
あなたの目的に合わせて、この効果を上手に取り入れましょう。